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2008年6月26日 (木)

アサガオも咲いてます

最近の家庭は、あまりアサガオを植えないようですね。庭の花々も洋風化に向かっているのでしょうか。以前は、アサガオ売りが、流しで売り歩いていたそうですね。小説の中で知り得た知識ですから、たかが知れてますけど、大輪朝顔は「行灯仕立て」にし、花の大きさを競いあいます。名古屋朝顔は「切込み盆養づくり」とよばれ、つるを伸ばさず、花が正面を向くように仕立てるそうです。 朝顔は太陽があたらないと、花がきれいに咲かないようですから、盆栽の場合には、入れ替えを頻繁にしないとうまくないです。生長の早いわき芽を摘んだり、花がらを取ったり、日々の管理はけっこう大変なんですね。

アサガオといえば、

加賀千代女 ”朝顔に つるべ取られて もらい水” 

かたや漱石は、”朝貌や 惚れた女も 二三日” 

朝貌はむろん「朝顔」なんですが、アサガオと女性の顔に引っかけて、客観的に見つめる冷淡さが漱石らしいといえば云えるのかも知れません。美しい花の命のはかなさを惜しむことよりも、人の醜悪さをえぐり出すことに執心してしまう漱石。ずばり朝貌は、昨夜ともにした女性の「朝の貌(かお)」にかけているんですね。漱石は、ひややかに、そんな女の貌を見つめるタイプの男なのでしょうか。

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PENTAX K20D + Pentax FA 35mm AL で撮影しました。

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コメント

漱石、じつは、ニヒリスト、だったりして・・・、ズバリの表現ですが、ちょっとひどいですね。
この写真は、まさに、千代女の優しい気持が似合うアサガオです。

夏目さん、いやなかた。加賀さんの俳句は、いいです、やさしい女性の思いやりが、深い感動をさそいます。漱石キライ!

夏目漱石の句は、秀逸ですよ。tumugiさんの言うのもわかるけど、すっぴんの顔は、興ざめします。これ、かみさんのことでは、ありませんよ。移ろい易い男のエゴと虚飾にまみれた女性の寝顔、素顔、ぐさりとエグッテいます。
ほんものの。アサガオはやはり清々しいです。

ariawaseさんお早うございます。
漱石はやはり、小説家なんですね。冷徹な観察眼とも云えますが、「・・・二三日」はちょっと、ですね。千代女のやさしさは、ほっとします。

tumugiさん、女性を侮辱してる、と憤慨されるお気持ちよくわかります。
でも、tumugiさんの怒りの表現、ちょっとカワイイですね。漱石の句にも、妙に説得力があるのも感じられますから・・・・

雷太さん、お早うございます。

>移ろい易い男のエゴと虚飾にまみれた女性の寝顔、素顔、ぐさりとエグッテいます。

雷太さんお若いのに、句を読んだ漱石の内面心理を的確につかんで、おられるようにかんじます。素晴らしい観察眼です。

>ほんものの。アサガオはやはり清々しいです。

この表現で、救われます、お上手ですね。

きれいなアサガオ。漱石さんの句は、気に入りませんが、アサガオは大好きです。アサガオ売りの話興味あります。どんな売り方してたのでしょうね。

今晩は、漱石の句、分かりますね、朝顔はしおれるのも早いから色々解釈はできますね、私は青い朝顔が好きですが、色によっても心の内が分かってしまうのでしょうか?勉強しました。

上手いな~、写真も文章も。
漱石の句は、いろいろご意見もあり、だと思いますが、妙に納得しますね。
それにしても、kotarou-titiさん、文章表現が素晴らしいです。とくに

>美しい花の命のはかなさを惜しむことよりも、人の醜悪さをえぐり出すことに執心してしまう漱石。ずばり朝貌は、昨夜ともにした女性の「朝の貌(かお)」にかけているんですね。漱石は、ひややかに、そんな女の貌を見つめるタイプの男なのでしょうか。

これは、わたしには書けません。脱帽です。

アサガオの花、シンプルですけど、季節の花として、確立してますね。
ところで、kotarou-titiさんの、表現力
kimimaro-zoom さんのおっしゃる通り、素晴らしいです。マスコミ関係者ですか?いつも感心してしまいます。

bara さん、こんばんは。売り歩きもあったのでしょうが、浅草のアサガオ市など、祭礼での販売なんでしょうね。と、すれば今となんら変らないですね。

鯉じーじ さん、こんばんは。
男性が理解できるのは、よく解りますが、女性にはちょっと、酷いかも知れません。
好みの色で心の内が判断できることは無いのでしょうが、後付でしたら、人を評することはできるのかも知れません。アオイ色は、覚めた理知的な人とか、赤紫は、おおらかな性格で、物事に拘り無い素直な人・・・などなど、こんなのどうにでも解釈できますよね。

kimimaro-zoom さん、そんなに、おだてないでください、本気にしますから。それでも、なんとなく嬉しく感じますから、人の気持ちって、微妙なものなんですね。ありがとうございました。

hirosaki-a さん、今晩は。お褒めいただき有り難うございます。
マスコミなんて、とんでもありません。どちらかといえば、書くことは、非常に苦手な方ですね。
ただ、時代小説がとても好きですから、小説の一節が記憶に残って、書いているのかも知れません。
つまり引用、盗作のたぐいとなんら変らないですね。そのまま、文章を拝借する場合と、記憶の中にあるフレーズを柱にして自分なりに書く、その違いはあるのかも知れませんけど・・・。

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