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2008年5月22日 (木)

十六夜の月とうさぎ

月齢は14.6,通称名十六夜、この日は満月だった(満月=十五夜とはかぎらない)。

ところで、月ではウサギが、餅をついているとよくはなす。事実満月が昇るとき、月面の「海」と呼ばれる、やや暗い部分の形が、ウサギが餅をついているような形に想像できる。これにまつわる話は、インド仏教の釈尊が、前世に菩薩として修行していたときの教え・エピソードを集めた、ジャータカという物語に源流があると考えられている。

その話は、下の「つづきを・・・」クリックで・・・・・(「酒田市眺海の森天体観測館HP」から引用させていただきました)

久しぶりに撮った満月(5/20、22:12)

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K20D + Sigma APO 135-400mm F4.5-5.6 DG で撮影した。

月のうさぎのはなし。

むかしむかし、ウサギが「猿、キツネ、カワウソ」の三匹の友達と、森の中に住んでいました。ウサギは菩薩の生まれ変わりだったので、智慧がありました。昼はそれぞれ別々に行動し、夜は一緒に集まっていた。そんな時にウサギは、生き方や道徳などの話を、よくしていました。

ある満月の日に、ウサギさんは、修行としてそれぞれ餌を探して食べる前に、自分だけで食べるのではなく、困っている人にそれぞれ分け与えてから食べるようにしよう、と提案しました。三匹の友達もこれに賛成しました。

お猿さんは木に登り、マンゴーを取ってきました。キツネさんは畑仕事の人たちが食べ残した肉などを拾ってきて、カワウソ君は、川から魚を捕まえてきました。ウサギさんは食べ物が草なので、わざわざ、どこかから取ってくる必要はありません。しかし、食べる前に困っている人に食べ物を与えるにも、三匹の持ってきたものは、人間も食べるものですが、ウサギさんの食べ物の草が欲しいという人はいないでしょうから、言い出したウサギさんは、とても困りました。

そこで、ウサギさんは「誰かが食べ物をくださいと来たら、この身体をさしあげます。ウサギの肉を、食べたい人が多いでしょうから」と、覚悟を決めて皆に言いました。

それを聞いていた、天国(帝釈天)にいる天の王・サッカは驚きました。正直にそのようにするのか、皆を試してやろうと、乞食に変装し食べ物を乞いに一匹ずつたずねることにしました。

乞食に変装したサッカがたずねると、お猿さんも、キツネさんも、カワウソさんも、喜んで自分の餌の一部ではなく、全部をさしあげました。最後にウサギさんのところをたずね、「何か食べ物を頂戴できませんでしょうか」と頼みました。

ウサギさんは「わかりました。おいしい食べ物をさしあげますから、薪に火をつけてください」といいました。サッカは、神通力で目の前にごうごうと燃え立つ火を作りました。ウサギさんは、すぐさまその火に飛び込みました。

ところがこの火は熱くなかった。「あなたの火は、威勢はよいが、私の毛一本も燃やせる熱もありません」と。

サッカは、「賢者よ、私は乞食ではありません。あなたの修行に対する気持ちがどれだけ正直なものか、試すため天から降りてきたのです」と、答えた。

そして、天の王・サッカは「善い行ないをすることがどれほど大事か、後世の人々に伝えてあげます」と言い。山を絞り、液体を出し、その液体で、月にウサギの形を描き遺したというのです。


満月が昇る時に見る月は、ウサギの形が想像しやすい。ウサギの形に見える、暗い模様「海」は、溶岩平原で、物語の山を絞った液体=溶岩、と想像すると面白い。

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コメント

おとついの月、ばかに明るいと思ったが、やはり満月でしたか。月とうさぎの話、読みました。面白いですね。

月とウサギの話、お釈迦さまのところまで、いきつくのですね。山を絞って液体を出す、それが溶岩と結びつくなんて、とても示唆に富む話です。満月、きれいです。

きれいに撮ってますね。満月は、全国的に見ることができたようですね。お天気が最高でしたから。うさぎの話面白いですね。

かこまちさん、今晩は。
自分もつぎの日が満月だと、思っていて試し、と軽い気持ちで撮ってました。なかなか、肝心のことが疎かになるようで、反省の毎日です。

雷太さん今晩は。ちょっと面白い寓話ですよね。絞り出す液体が溶岩を彷彿とさせる、のにはびっくりでした。

こおじさん、今晩は。たしかに、天気は最高でしたね。月のでを、撮りたかったのですが、気がついたのが遅すぎました。また、次回に回しましょう。

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